発想がぶっ飛んでいる。

みなさんこんにちは!怪獣です。

今日の記事は、発想が飛んでいる話。
www.bbc.com


カナダのケベック州はコロナの感染者数が爆発的なので、夜20時以降の外出禁止されてるそうです。
けど犬の散歩だけは許可されている状況。


そこで夫婦が突破する方法として、夫にリードをつけて外に出て、犬の散歩ですと言い張ったらしい。
で、結局罰金12万だそうです(笑)


この話、じっくり考えてみると結構面白いです。
犬の散歩以外夜間の外出を禁止する理由はコロナウイルスの感染拡大防止です。ただ、例外的に犬の散歩は可としているわけですがなぜ犬の散歩は許されるのでしょう。

犬の健康のために認めているのだと言えばそれまでですが、犬の健康維持の価値はどこにあるのでしょう。私がぱっと思いつくところだと犬の財産的価値と犬が持つ固有の権利(人権と比して犬権としましょう。)です。

「犬はある人の財産であり、財産保全のためには散歩が必要」と考えるなら、コロナ感染拡大防止の観点との比較では例外的に外出を認める根拠が弱い気がします。対立する価値の図式は以下の通りになります。

人々の生命(コロナ感染拡大防止) VS 財産保全のため(犬の財産的価値)

やっぱり人々の生命の方が重い気がしますね。犬の財産的価値って高くても数十万程度でしょうから、コロナ感染拡大防止に分があります。

そうなってくると犬権も加味する必要がありそうです。犬も同じ命。犬の命だって人と同じように保護されるべき価値である。すべての命は平等と考えるとそうですね。いわゆるanimal rights的な議論に踏み込んでいきそうです。


犬権を認めるなら猫はどうなのか、哺乳類なら許されてもよさそうですね。感覚的に。ではコオロギはどうでしょう。コオロギには権利を認めません、とするならなぜでしょう。生き物ごとに峻別すると人間が生き物に順位付けすることになります。
人間を頂点に生き物に順位付けすると、前提としている命の平等とは矛盾します。

ここまでグダグダ書きましたが規制って難しいです。飽きました。

いずれにせよ旦那さん側の気持ちを聞いてみたいのは間違いないです。


おわり。

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